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【母の毒親宣言】その事実に向き合い、どのように消化していくか(前編)

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はじめに

 

私は「毒親」という言葉が、あまり好きではありません。親の言動によってどんなにつらい思いをしてきたとしても、自分を生んで育ててくれた親に変わりはないからです。そして何より、親自身が苦しんでいただろうと思うのです。そう思えるのは、一番つらかった時期を過ぎて、その事実を冷静かつ客観的に見ることができるようになったからなのかもしれません。

 

今回、私自身が「毒親問題」とどのように付き合ってきたのかについて振り返ってみました。少しでも参考になることがあれば幸いです。 

 

母と私の毒親宣言

 

母の毒親宣言

数ヶ月前、母が「私は毒親だった」と言ってきたのには驚きました。春頃にNHKで毒親の特集を放映していて、それを観て自分も毒親だったと思ったらしいのです。そして、私に謝りました。それまでに、私は「毒親」という言葉は使わず、母に理解して欲しくて何度も話し、わかってもらえた感覚を持っていました。でも、客観的な立場から説明をされて、腑に落ちたのかもしれません。母も自覚して反省し、自分の中で消化ができたのだと思います。 

 

 

私は「毒親育ち」です

Twitterなどで、時々自分が「毒親育ち」だというつぶやきを見ることがあります。私も「毒親育ち」です。そのせいで、かなり生きづらさを感じながら生きてきました。でも、人のせいにしたところで、自分の生きづらさは解消されません。誰も助けてくれはしないのです。私はその事実を踏まえて、どうやって生きていくのかを考え、自分自身が変わらなければともがいてきました。

 

毒親とは?

 

毒親とは、「毒になる親」の略で、英語ではtoxic parentsといいます。毒と比喩されるような悪影響を子供に及ぼす親、子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念で、学術用語ではありません。1989年にスーザン・フォワード(英: Susan Forward)が作った言葉で、その著書の中で「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」を指す言葉として用いています。

 

毒親の特徴

NHKの画像をお借りしました。ここでは、毒親の特徴として3つのポイントが挙げられています。私の両親の場合には、「過干渉」「暴言・暴力」が当てはまります。

 

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(出典:NHKクローズアップ現代)

 

子どもに与える影響

親から愛されていると思いながら育つと、不安やストレスに強くなると言われていますが、毒親育ちの場合、やはりその部分が弱いのかもしれません。職場でも、人の顔色をうかがっているようなところがあったと自分でも感じます。

 

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(出典:NHKクローズアップ現代)

 

大人になっても続いた葛藤

どうしてもっと信用してくれないのか、自由にしてくれないのか、そんなことをずっと思っていた子供時代。きっと母も、自分の母親にそうされていたからやってしまうのかなと思っていましたが、自分がされて嫌だったことは、子供にはしないで断ち切って欲しかったと思ったものです。母自身にゆとりがなかったのか、不安だったのか、自信がなかったのか、いろいろなことを考えて理解しようともしました。

 

母が「毒親」だったことに自分で気がついたいまでも、その余韻は言動の端々に残っています。そう簡単に変わることはできないようです。でも、自分で気がついて認めてくれたことは、大きな変化でした。

 

私としては、母が「毒親」だったことを、ずいぶん前に受け止め、許し、手放したつもりでいました。母にも、子供の時に私が何をされてどう感じたのか、それがその後にどのような影響を与えたのかなど、何度も話してきました。それは訴えるようにではなく、事実として淡々と話しました。自分が消化できていないうちに話しても、親には伝わらないということを、経験上わかるようになったからです。

 

それでも時々、思い出して苦しくなることがあります。まだ癒えていなかったのかもしれません。時々、吐き出して、消化する必要があるだろうと思っています。